kokokara-miraiwotsukuruの日記

心と身体の不思議なはなし

母の日に寄せて

わたしのお袋の味

わたしのお母さんは料理が苦手です。

わたしが子どもの頃、フルタイムで働いていたこともあり、食卓に並ぶのは簡単にできるメニューばかりでした。

しかもレパートリーが少ないので、3日に1回くらい同じメニューです。

わたしは不満ばかり。

そんなわたしにも大好きなお母さんの手料理がありました。

玉子焼きです。

うちの玉子焼きはほんのり甘い。

やさしい味でした。

お弁当に玉子焼き

高校生の時は毎日お弁当でした。

お弁当のおかずは冷凍食品のオンパレード。

しかも、わたしは冷凍食品の揚げ物が嫌いでした。

なので、お母さんはお弁当箱を埋めるのに困っていたと思います。

そんな時、入っていたのが玉子焼きでした。

お弁当箱を開けた時に、玉子焼きが入っているとテンションが上がりました!

心の中でやったー!です。

もしかしたら玉子焼きが食べたくて、冷凍食品を毛嫌いしていたのかもしれません…

朝の忙しい時間にお弁当を作るなんて、正直負担だったと思います。

でも、わたしのために、食べたいものを入れようとしてくれていたんだと思うとありがたい限りです。

お母さん、いつもありがとう。

今は離れて住んでいるけれど、いつも心配して、わたしの幸せを願って応援してくれるお母さんが大好きです。