kokokara-miraiwotsukuruの日記

心と身体の不思議なはなし

わたしの富士登山

富士山に登る

今年、2023年8月に富士山に登りました。

世界遺産登録されて10年。

すっかりコロナ禍もあけたので、登山客で賑わってました。

お昼頃に5合目を出発し、夜山小屋で食事と仮眠。ご来光に合わせて登頂するスケジュールです。

5合目に到着すると、まわりの登山客が外国人ばかり!

そして、あいにくの雨…

小雨が降る中レインウェア装備で登り始めると、一面が真っ白。

前も後ろも上も下も、白い景色の中を歩いていました。

山の天気は変わりやすい、ということをひたすら信じて、ただただ一歩を進める時間。

そして、だんだんと道が険しくなっていく…

道というより崖。

どうやって登るの?と思いながらも近づくと手や足をかけるデコボコがあって、なんとか登れる。

そして、空気薄いことがじわじわと身体に影響してきました。

こんなにも呼吸を意識したことはない。

(ヨガの時くらいかな、、)

夕方になると天気が晴れてきた。

まん丸に近い虹や影富士がうつる山下の景色は、がんばってる私たち登山客への応援メッセージのようでした。

真夜中の登山

山小屋で食事と仮眠をとり、いよいよご来光に向けて登山再スタート。

まだ寝ぼけた状態で真っ暗な崖を登るのがかなりハード!

しかもまた雨が降ってきて、さらに風が出てきた…

崖飽きた…と思っていると、うっかり風に足をとられそうになる。

日本一の山、富士山を舐めてはいけない。

しっかりと足を踏ん張りながらも、

これ、いつになったら着くんだろう、、、

こんなにがんばって登って、まだ8合目。

でもこの一歩があるから、山頂まで辿り着くんだよな、

と思い直しながら、一歩一歩を踏み締めていました。

そして、とにかくお腹が減る!

さっき夕食を食べたばっかりなのに…

3本持ってきたゼリー飲料の最後を飲み干す。

エネルギーチャージ完了。

しばらく登り続けて、9合目頃かな。

急に身体が楽になってきた!!

心も楽しくて前向き⭐︎

このままどこまてでも登れそうな、可能性しか感じない!!

上着の外の空気はしっかり寒いし、雨風が冷たい。

だけど上着の中はほんのりあったかくてちょうど動きやすい感じだ。

無双状態!!!

ランナーズハイのような感覚)

1人テンション上がっているうちに、頂上に到着!

風が強かったので、通常より1.5〜2倍時間がかかったそう。

でもみんな健康に頂上まで辿り着けました!

待っていたのは特大のご来光。

太陽のパワーを感じる、そして壮大な光景でした。

これは登った人しかわからないんだろうな。

登山を振り返ってみて

あの無双状態はなんだったんだろう。

ただ、とてもいい経験できたし、個人的にはパワーアップできたきがする。

この感覚を人生の中でもっとたくさん味わえるように、思いっきり動いて楽しみたい。

1番辛かったのは、寝起きの崖登りと、富士山から帰ってきた次の日の筋肉痛でした…