伊勢神宮:神様の食事
伊勢神宮へお参りに行く
ふと思い立って伊勢神宮へお参りに行ってきた。
今まで内宮は2度参拝したことがあったが、外宮はなかったので、せっかくなので今回は外宮と内宮両方、しかもガイドさんの案内付きの宿泊プランで行くことにしました!
恥ずかしながら、そもそも伊勢神宮に外宮と内宮があると知ったのは最近になってから。。。
有名なのは、皇室の御先祖の神と仰ぎ、国民の大御祖神として崇敬を集める天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮かと思います。参拝者数も内宮は外宮の2倍なんだとか。
正宮は大変神聖な場所なため、一般人では入れない場所がたくさんあります。
元々は天皇陛下が国の平安を祈る場所としてつくられており、過去には一般市民はお供えや献上すらできず、唯一献上できたのが和歌だったとか。
内宮は2000年近くの日本の歴史を感じられる神聖で荘厳な雰囲気の場所です。五十鈴川の流れで身と心を清め、手付かずの植物が守る内宮の内部の方で進むごとに、心が正される感覚でした。
神様も食事が大事
外宮は、衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。
天照大御神が内宮にお祀りされましたが、食事を司る神様がいませんでした。そこで、京都の天橋立のあたりから食事の神様をお呼びしたのが、豊受大御神だったそう。そこに衣食住の衣と住が追加されてその産業の神様になったそうな。神様も生きるためには食事が欠かせなくて、大事な要素だったんだな、と親近感がわきました!
ちなみに、神様の基本的な食事は、水、塩、酒、米、だそうです。その他に新鮮な野菜や海鮮など。
内宮の中には鮑を調理する場所がある、なんて解説があり面白かったです。
今日も神様は外宮でお食事をされて、日本を見渡し守っていてくれてるのかしら…なんて想いをはせてみました。
※神話の解釈は諸説あります。記事のお話は、ガイドさんから聞いたものをわたしなりに言葉にしております。ご了承ください。